さろまこ [ゴロ助]
ども、ごろすけでしゅ。
きょう、じいじは、おやすみなのに、おちごとのひとおなじじかんにおきたのね。
で、なんだか、じゅんびんをしだして。
でも、きづいたら、でかけちゃってて。
じいじ、ぼくちんたちをおいてくなんて、ひどいぢゃないでしゅか
ね、ペコ。
あ、あれ?
ぺこがいない。
そう、きょう、じいじは、ペコとふたりで、でかけちゃったのね。
「ジイジトデート」
なんか、じいじは、ひごろのいろんなすとれすをはっさんしに、とおでしたくなったんだって。
もくてきちは、もっとさきだけど、まず、まえまえからきになってた“森の水族館”にいってきたんだって。
なんか、しんぶんとか、ざっしとか、いろいろのってたしね。
そこには、
たきつぼのすいそうとか、
にほんさいだいのたんすいぎょのいとうとかがいたんだって。
ただ、きたいがおおきかっただけに、じいじてきには、なんとも…ってかんじだったみたい。
そのすいぞくかんは、みちのえきにあるみたいなんだけど、そこのみちのえきにはいろいろあって、
おっきなからくりどけいもあったみたい。
そちて、ちゅうしゃじょうのうらには、
まだ、ひまわりがさいてるんだね。
きょうは、いがいとあったかかったんで、
ペコものどがかわいたみたい。
「ノドニ、シミルゼ」
かっこつけても、くちからよだれがたれてるんでしゅけど
そのあと、
だだっぴろいはたけのまんなかに、ぽつんとある、むじんえきによったり、
こすもすのさいてるこうえんによったりしたんだって。
ただ、こすもすのさいているところは、ぺっとNGってことで、なかにははいらなかったんだって。
そちて、きょうのもくてきちの“サロマ湖”へ。
“サロマ湖”は“汽水湖”っていって“淡水”と“海水”がまざってるのね。
みぎがわがみずうみで、ひだりがわがうみなのね。
せっかくなんで、ペコとおしゃんぽをしたみたいにゃんだけど、
ペコ、うみは、はじめてだっけ?
りゅうぼくであそんで、すごくたのしそう。
ただ、しつこくあそんでるんで、じいじがりゅうぼくをとりあげて、なげすてたら、ペコはおっかけてって。
うんわるく、りーどのろっくがかかってなくて、ペコは、
うみにとつにゅう…。
で、
「チベタイ、チベタイ」
かいすいまみれになっちゃったんで、うぇっとてぃっしゅで、からだじゅうごしごしされたみたい。
じごうじとくだね。
そのあと、じいじが、がくせいじだいに、まいとし、ほっかいどうにきてたときに、かならずよってた、
きゃんぷじょうにいってきたんだって。
むかしは、なにもないきゃんぷじょうだったのに、いまでは、すいせんといれまで、できちゃったみたいで…。
でも、あいかわらずのしずけさ。
ひごろのけんそうが、うそみたいなばしょなのね。
そのあと、
“サンゴ草”のぐんせいちにたちよって、さいごに、
“サロマ湖”がいちぼうできるてんぼうだにいったんだって。
よくよくみると、
さっきいたばしょが。
さっきいたのは、ひだりっかわのところで、そのさきにうみのいりぐちがあるんだね。
こーゆーけしきをみてると、ふだんのなやみのちっささがみにしみるみたいで。
じいじがうまれるまえから、そして、じいじがしんだあとも、きっと、このけしきはつづいていくんだろうね。
ほんとうは、このあと、しゃちゅうはくでもしながら、もう1にち、ぶらぶらしてもいいかなっておもってたみたいなんだけど、“サロマ湖”のけしきをみたら、じいじは、それでおなかいっぱいになっちゃったみたいで、おうちにかえることにしたんだって。
で、ゆうがたのいなかみちを、のんびりはしって、おうちにむかったそうですが、そのとちゅう、あまりひとけのないのうそんのこうさてんで、いちりんしゃにのったおねえちゃんと、にだいにいもうとをのせたおとうさんのすがたをみかけたんだって。
いえもすうけんしかないしゅうらくだけど、なんか、みんな、たのしそう。
ほっかいどうのいなかにすんでるこのこたちと、さっぽろにすんでるひめと、とうきょうにすんでるおなじぐらいのとしごろのこと、だれがいちばんしあわせなんだろうって、じいじは、ふと、かんがえちゃったんだって。
でも、それぞれ、しあわせのかたちはちがうはずだし、みんな、それぞれのかんきょうで、しあわせになれるはずなんだよね。
ないものをもとめず、いまあるしあわせをだいじにする。
そんなところなのかにゃ?
おちごとだってそうなんぢゃないの?
ほっかいどうでのおちごとと、とうきょうでのおちごとは、かんきょうがちがうんだし、もとめられるものだってちがうはずだよね。
そんなこんなをかんがえながら、のんびりどらいぶをして、おうちにかえろうとおもったみたいにゃんでしゅが…あさひかわをすぎたあたりから、ものすごいあめ。
こうそうくどうろをはちってたそうでしゅが、ぜんぜんまえがみえず、のろのろはちってきたみたい。
でも、じこなくかえってきて、よかったでしゅね。
こんかいのおでかけで、じいじてきに、あらためてよくわかったことがひとつあったんだって。
それは、りふれっしゅするには、ひとけのないところで、ひとりものおもいにふけるのが1ばんだって。
いろいろと、おもいをめぐらせ、こころがととのうかんじがするって。
まあ、なかなかそういうきかいもないけど、また、きかいがあったらいいね。
こんどは、ぼくちんが、おあいてしましゅからね。
フレンチブルドッグひろば
きょう、じいじは、おやすみなのに、おちごとのひとおなじじかんにおきたのね。
で、なんだか、じゅんびんをしだして。
でも、きづいたら、でかけちゃってて。
じいじ、ぼくちんたちをおいてくなんて、ひどいぢゃないでしゅか
ね、ペコ。
あ、あれ?
ぺこがいない。
そう、きょう、じいじは、ペコとふたりで、でかけちゃったのね。
「ジイジトデート」
なんか、じいじは、ひごろのいろんなすとれすをはっさんしに、とおでしたくなったんだって。
もくてきちは、もっとさきだけど、まず、まえまえからきになってた“森の水族館”にいってきたんだって。
なんか、しんぶんとか、ざっしとか、いろいろのってたしね。
そこには、
たきつぼのすいそうとか、
にほんさいだいのたんすいぎょのいとうとかがいたんだって。
ただ、きたいがおおきかっただけに、じいじてきには、なんとも…ってかんじだったみたい。
そのすいぞくかんは、みちのえきにあるみたいなんだけど、そこのみちのえきにはいろいろあって、
おっきなからくりどけいもあったみたい。
そちて、ちゅうしゃじょうのうらには、
まだ、ひまわりがさいてるんだね。
きょうは、いがいとあったかかったんで、
ペコものどがかわいたみたい。
「ノドニ、シミルゼ」
かっこつけても、くちからよだれがたれてるんでしゅけど
そのあと、
だだっぴろいはたけのまんなかに、ぽつんとある、むじんえきによったり、
こすもすのさいてるこうえんによったりしたんだって。
ただ、こすもすのさいているところは、ぺっとNGってことで、なかにははいらなかったんだって。
そちて、きょうのもくてきちの“サロマ湖”へ。
“サロマ湖”は“汽水湖”っていって“淡水”と“海水”がまざってるのね。
みぎがわがみずうみで、ひだりがわがうみなのね。
せっかくなんで、ペコとおしゃんぽをしたみたいにゃんだけど、
ペコ、うみは、はじめてだっけ?
りゅうぼくであそんで、すごくたのしそう。
ただ、しつこくあそんでるんで、じいじがりゅうぼくをとりあげて、なげすてたら、ペコはおっかけてって。
うんわるく、りーどのろっくがかかってなくて、ペコは、
うみにとつにゅう…。
で、
「チベタイ、チベタイ」
かいすいまみれになっちゃったんで、うぇっとてぃっしゅで、からだじゅうごしごしされたみたい。
じごうじとくだね。
そのあと、じいじが、がくせいじだいに、まいとし、ほっかいどうにきてたときに、かならずよってた、
きゃんぷじょうにいってきたんだって。
むかしは、なにもないきゃんぷじょうだったのに、いまでは、すいせんといれまで、できちゃったみたいで…。
でも、あいかわらずのしずけさ。
ひごろのけんそうが、うそみたいなばしょなのね。
そのあと、
“サンゴ草”のぐんせいちにたちよって、さいごに、
“サロマ湖”がいちぼうできるてんぼうだにいったんだって。
よくよくみると、
さっきいたばしょが。
さっきいたのは、ひだりっかわのところで、そのさきにうみのいりぐちがあるんだね。
こーゆーけしきをみてると、ふだんのなやみのちっささがみにしみるみたいで。
じいじがうまれるまえから、そして、じいじがしんだあとも、きっと、このけしきはつづいていくんだろうね。
ほんとうは、このあと、しゃちゅうはくでもしながら、もう1にち、ぶらぶらしてもいいかなっておもってたみたいなんだけど、“サロマ湖”のけしきをみたら、じいじは、それでおなかいっぱいになっちゃったみたいで、おうちにかえることにしたんだって。
で、ゆうがたのいなかみちを、のんびりはしって、おうちにむかったそうですが、そのとちゅう、あまりひとけのないのうそんのこうさてんで、いちりんしゃにのったおねえちゃんと、にだいにいもうとをのせたおとうさんのすがたをみかけたんだって。
いえもすうけんしかないしゅうらくだけど、なんか、みんな、たのしそう。
ほっかいどうのいなかにすんでるこのこたちと、さっぽろにすんでるひめと、とうきょうにすんでるおなじぐらいのとしごろのこと、だれがいちばんしあわせなんだろうって、じいじは、ふと、かんがえちゃったんだって。
でも、それぞれ、しあわせのかたちはちがうはずだし、みんな、それぞれのかんきょうで、しあわせになれるはずなんだよね。
ないものをもとめず、いまあるしあわせをだいじにする。
そんなところなのかにゃ?
おちごとだってそうなんぢゃないの?
ほっかいどうでのおちごとと、とうきょうでのおちごとは、かんきょうがちがうんだし、もとめられるものだってちがうはずだよね。
そんなこんなをかんがえながら、のんびりどらいぶをして、おうちにかえろうとおもったみたいにゃんでしゅが…あさひかわをすぎたあたりから、ものすごいあめ。
こうそうくどうろをはちってたそうでしゅが、ぜんぜんまえがみえず、のろのろはちってきたみたい。
でも、じこなくかえってきて、よかったでしゅね。
こんかいのおでかけで、じいじてきに、あらためてよくわかったことがひとつあったんだって。
それは、りふれっしゅするには、ひとけのないところで、ひとりものおもいにふけるのが1ばんだって。
いろいろと、おもいをめぐらせ、こころがととのうかんじがするって。
まあ、なかなかそういうきかいもないけど、また、きかいがあったらいいね。
こんどは、ぼくちんが、おあいてしましゅからね。
フレンチブルドッグひろば