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回復への第一歩 [じいじ]

お陰様で最初の山は越えました。

ただ、今後も数週間は気の抜けない状態が続き、当面は容態の急変も覚悟しなければなりません。
医師もやれることはやる一方、あとは本人次第であると。

とはいえ、薬等の効果もあってか赤血球量も当初の13%から、ペコの力を借りて25%になり、今朝は27%、夜も27%と危険水位の20%を下回らなかったことも事実。
当初から「ゴロ助君の赤血球をつくる機能は維持されている」と言われており、破壊する数量との差し引きがマイナスからプラス(もしくはイーブン)へ転じているのも事実。

医師は経験上、駄目だった子はもっと元気がなかったと。
額面通りには受け取ってはいけないが、希望を持っていきたい、いや信じていきましょう。

しかし、この病気は「完治」することはなく、目指すのは「寛解」。
そして、本丸である血液のバランスにも注意を図りつつも、怖いのが薬や血液の欠陥に伴う内臓等の疾患。
ゴロ助は、内臓自体に異常はなさそうなものの、朝方に未だ吐き気があったようですし、腹水が溜まっており、夜になって腹水も増えているようであり、気がかりです。
腹水が胸水となると呼吸困難を招くので非常に危険なものですが、現状としては原因を探りつつという状態。
実際、この病気にかかった子は、病気自体で亡くなるほか、他の疾患を患わせて亡くなる子が多いのも事実ですので、まだまだ寛解への第一歩を踏み出しただけであり、何一つ確たるものがないといったところです。

そして、もう一つの気がかりは、再度赤血球量が低下した時に、輸血を受けるための“血”がないこと。
医師もペコからの再輸血はリスクが高すぎるという話。
お世話になっている病院に「供血犬」はおらず、誰かに頼らなければなりませんが、身近に血を提供するだけの体格と若さを持ち、そして血の提供をお願いできるような犬はおりません。
そうなると、昨夜のように輸血による対処療法が一切できなくなります。
色々と調べてはいるものの、未だ事前に対策を講ずることができていません。
ある意味、最大の課題です。

その課題解決に向けた検討のほかに今できることは、独りぼっちが嫌いなゴロ助のそばに許される限りいてあげること、それ以外はひたすら祈り、回復を信じること、そして何かあった時に即応できるよう一切アルコールを絶つこと、これぐらいしかありません。

週が明ければ、私はまた、こちらも山場を迎えた仕事とも向き合わなければならないので、色々な意味で勝負の夏になり、春頃より低下した体力の中、自分自身もコントロールしていかなければなりませんが、とはいえ、ゴロ助に対しても、仕事に対しても、悔いのない日々を過ごせるよう最大限努力してまいります。たとえ、ゴロ助の命のために自分自身をtrade offするとしても。


《今日のゴロ助》
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ゴロ助、俺達が君を守る。


フレンチブルドッグひろば
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